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2014
09.06

合流加速の絶対条件

きっちり加速できればスムーズに合流できます。ではその前段階として、きっちり加速するにはどうすればよいでしょうか。
実はこの部分こそ合流のキモなのですが、そう認識している人が意外と少ないのです。
 
加速したければ、そのためのスペースが必要です。絶対に必要です。加速したら前に進むので、前方にスペースが必要です。速度が高いので広く必要です。つまり、前の車との車間距離を十分広くとっておかなくては、加速などできるはずがないのです。
 
少しでも早く合流しなければとついつい焦り、前の車についついピッタリ貼りついてしまうのが、やってしまいがちな大間違い。これでは前車と同レベルまでしか加速できません。もし前がおっかなびっくりでなかなか加速しない人だったら、後ろの自分もお付き合いして、加速レーン最後で停止する羽目に陥ります。
 
もし前が上手に加速する人で、こちらもアクセルを踏めたとしても、本線で2台続けて入れるスペースがあるとは限りません。前の車は本線に合流できたけれど、自分は加速だけしておきながら本線に入り込めず、急ブレーキで停止の憂き目をみる・・・なんてことも起こります。
 
高速道路で合流するためには、本線の流れを確認しなくてはなりません。それなのに眼の前が詰まっていては、追突しないかという前車のプレッシャーに悩まされます。当然アクセルを踏むのを躊躇しがちで加速できませんし、前方に注意が削がれていては、ハイスピードな本線の流れを確認できず、滑り込む空間を見つけるのは至難の技です。
 
ですから、高速道路の合流が上手くできず、苦手意識を持っている人は、加速レーンに入るまでのカーブあたりで、まず眼の前のスペースを十分に広くとるようにしましょう。(遅すぎるカナ?)と感じる40km/h程度の速度制限を守ってやれば、難しくはありません。
 
前車が速い車なら勝手にスペースが広がります。問題は、前の車が遅いときです。ついつい追いついてしまいそうになりますが、煽ってもスピードアップする訳でもなく、加速スペースを確保できなければ困るのは自分の方。ジッと我慢して、きちんと眼の前のスペースを広くとりましょう。むしろ、前が遅そうなときこそ、前車が万が一止まってしまっても自分はなんとか本線に合流できるよう、敢えて車間を広くとるべきなのです。錯覚しやすいのですが、この点を守るだけで合流なんてウソのように簡単になります。
 
なかなか加速できない車にピッタリくっついて煽った挙句、悪態をつきながら自分だけフル加速でなんとか合流し、自分は運転が上手いんだとホザいている人がよくいます。
 
冗談じゃない。
ピッタリ後ろにつかれたらルームミラーの視界が塞がれて後方確認ができないし、煽られたら誰だって焦ります。実際に前車が上手くないのかもしれませんが、ならばそれをサポートするような動きをするのが真に上手なドライバー。ただでさえ苦手な合流を更に邪魔して危険を助長するようなのは、下手中のド下手。自分だけが上手いと錯覚しているただの自己チュー。
 
ですから、もし前方のスペースを十分にとって煽られても、気にする必要は全くありません。結局は一台ずつ確実に合流していかなくてはならないのです。まずは自分がきっちり加速し、確実に合流することを考えましょう。
 
車間距離を広めにとって前車の束縛から逃れ、自分の思った通りに速度管理するのは、エコドライブの基本中の基本でもあります。高速道路の合流では、加速しながらという条件がつくので、その重要性が否応なしに高まり、ほぼ必須。合流を何度か試して車間距離の大切さが身に染みれば、エコドライブの上達にも役立つでしょう。
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