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2015
01.31

エコドライブとは低燃費運転のことではない

大抵の人は『燃費よく走るため』にエコドライブするんだと思っている。しかしそれはエコドライブの一部分でしかなく、低燃費運転がエコとは限らない場面などいくらでもある。実際に燃費くらいしか目安となるものがないから、つい勘違いしてしまうのも仕方がないが、あまりこの数字にこだわってしまうようだと困る。

そもそも『燃費よく』とは何なのか。「そりゃ、少ないガソリンで長い距離走ることだろ。」誰でもこう言う。ガソリン1Lで何km走れるか。要するに最近の車なら普通についてる燃費計の数字○○km/Lってワケだ。この数字を0.1でも上げようと必死こいて色々工夫するのが、世に言われるところの低燃費運転であり、エコドライブなのだと思われている。

だがこの大前提、ハナから間違っている。

考えてもみてほしい。車で走るってのは、車という機械を移動させることでもあるが、それは大抵の場合メインではない。乗ってる人なり載せてる物なりを目的地まで運ぶために車を使うのだ。ゴールまでは様々なルートがあって、どの道を選ぶかで当然ながら距離も変わる。Lあたりの走行距離を小さく抑えて燃費が良いと言ってみたところで、目的地まで長い距離走ってるんじゃ、結局のところ使うガソリン量は多くなってしまう。山手線で例えれば、東京駅から隣の神田駅へ行くだけなのに、わざわざ輪っかを逆回転して品川渋谷新宿池袋上野と辿って遠回りしてるようなもんだ。同じ金額で長い距離乗れるかもしれないが、何の得があろうか。これを首都高環状線でやろうもんならガソリンの無駄遣いも甚だしい。高速使って燃費の数字が多少向上したって、そんなもの気休めにもならない。

つまり真のエコドライブとは『できるだけ少ない燃料で目的地まで辿り着く』ことだ。

この『目的地』という概念、エコドライブの話となるとどういう訳か忘れ去られがちなのが不思議だ。こんなのすごく当たり前のことなのに、なぜ○○km/Lなんて効率ばかり気にするのか。車に限定せず移動手段をいろいろ比べてみればよくわかる。東京から大阪までどう行くか。新幹線か。車か。高速バスか。船か。はたまた飛行機なのか。スタート・ゴールの場所や所要時間、運賃、労力などを総合的に考えて、一番良さそうな選択をするはずだ。飛行機だといくらかかって何km飛ぶから、kmあたりの値段が・・・なんてこと気にする人間はどこにもいない。しかも車を除けば、目的地までの運賃や時間はだいたい決まっている。だったら車でも、目的地までどれくらいの時間とお金(ガソリン代も含めて)がかかるかトータルで考えるのが当然じゃないか。

ただ車という機械から『燃費』を考えたら、使ったガソリン量と走った距離とで計算する以外に方法がない。だから○○km/Lなんて数字で機械の効率を比べるのも仕方ない。でも本来エコドライブは目的達成の効率で考えるべきなのだ。機械の効率ではなくてね。
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