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2015
05.30

相応しい靴で走ろう

自分の足で走ることを考えると、誰でも真っ先に思い浮かぶのは靴だ。ジョギングするなら最初にジョギングシューズを買う。走り易さに直結するから、多少奮発してでも身体にあった良いものを選ぶだろう。

車も同じ。ちゃんとしたタイヤを履いてないと走れない。燃費を重視するならエコタイヤを選べばよいし、冬に雪が降る地域ならスタッドレスタイヤ必須。冬に普通タイヤが危険なのと同様、夏にスタッドレスも使えない。季節や用途に応じて履き替えるのは、いつでもジョギングシューズで過ごせる訳じゃないのと同じだ。

タイヤは車の重みを一身に受けながら常に地面で擦られて酷使されるし、年数経てばゴムも劣化するから、それなりに更新が必要となる。決して安い買い物じゃないが、ジョギングよりも命に直結するだけに、安さだけでタイヤを選ぶのは避けたい。タイヤが違えば燃費の差もバカにならないから、日常的にかかるガソリン代に比べれば、少々高価なタイヤにしても損はない。タイヤがすり減って交換のサインが出たら、少々勿体ない気がしてもちゃんと交換しないと危険だ。交換の頻度を下げたければ、ちゃんとしたエコドライブでタイヤの負担を減らせばよいのである。

そうは言ってもタイヤの履き替えは多くても年に数度。それより日常のエコドライブにとって大きいのは、タイヤの空気圧だ。

特に空気圧が低いのはマズイ。しぼんだ風船の上に重いものを乗せたら、地面にベタっと貼りつく。そんなんじゃマトモに走れず危ないし、最悪バースト。燃費だって当然悪い。ベタベタの地面を歩くことを思い浮かべれば分かるだろう。

逆に空気圧が高くなると、路面からの抵抗が少なくなって燃費はよくなる。この路面抵抗を少なくするってのはエコタイヤの考え方と同じ。ただ高ければ高いほどOKではなくて、高すぎると路面に力を上手く伝えられず、逆に燃費が悪化したり、運転に支障を来すことにもなる。真ん中ばかり減るからタイヤの寿命も縮むし、ボンボン跳ねるボールに乗ってる感じだから、乗り心地も硬く不快になる。何事もホドホドが肝腎だ。

安全に燃費よく走るのに相応しい空気圧は、運転席ドアの柱かドアの隅に記されている。この数字にあわせるのが基本だが、10%くらい高めにしておくのがオススメだ。高速道路や重い荷物を載せるときなど、高めにすべき場面はたくさんあるし、燃費の向上も見込める。タイヤの空気圧は何をしなくても自然と減ってしまうから、低い空気圧で走ってしまう危険を回避する意味もある。極端に高くしなければ、乗り心地だって許容範囲だろう。

とにかく、すり減ったタイヤと空気圧の過度の低下は絶対に避けること。安全のためだ。
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